2011年03月28日

現物取引と信用取引

売買には現物取引(げんぶつとりひき)と信用取引(しんようとりひき)との2種類があります。先に信用取引を解説します。信用取引の買いとは、お金を借りてきて買うことです。一般的には資金の3倍程度の売買ができます。例えば、100万円を証券口座に預けていた場合、300万円程度の株式を買うことができるのです。200万円はどうするかというと、証券会社から借りることになります。借りるわけですからもちろん利息を支払わなければなりません。この金利を「日歩(ひぶ)」と呼びます。

例えば10万円の株が12万円になるだろうと思った場合、100万円分を買えば120万円になるでしょう。これによって利益は20万円得られます。ですから 20%の利益を得られることになります。信用取引を利用した場合、100万円しかなくても300万円分買うことができます。300万円分を買えば360万円になるでしょう。ですから、60万円の利益を得られます。もともと100万円を預けていたわけですから、60%の利益となるわけです。このようにしてパフォーマンスを上げることができるのです。

信用取引の売りは「空売り」と呼ばれます。「この銘柄は絶対に下がる」と思った場合に、証券会社から株を借りてきてこれを売ります。そして、株価が下がったところで買い戻し、買い戻した株を証券会社に返せば利益を出せるわけです。例えば、10万円の株が8万円になると予想した場合、300万円分を空売りします。この段階では証券会社から借りてきた株を売ったことになります。予想通り下がれば240万円で買い戻すことができます。買い戻した株は証券会社に返すことになります。ところで、売れば代金をもらうわけですが、この代金は証券会社に預けたままです。預ければ利息をもらえるわけですから、空売りをした場合には日歩を受け取ることになるのです。空売りは下げ相場のときに力を発揮します。

このような取引を信用取引と呼ぶのに対して、現物取引とは持っている資金の範囲で買い、そして保有している株式を売却するというような普通の売買を指します。
posted by うさ at 14:07 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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